沖縄で泊まりたいディープな宿3選【沖縄 ディープスポット】

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美しい海や独特な文化など、非日常的な体験を求め沖縄を訪れる方は多いでしょう。そんな沖縄旅行をさらに特別なものにするなら、ディープな宿に泊まってみるのはいかがでしょうか?
これまでに泊まった宿の中から、特に印象的だったディープな宿を3つご紹介します。
これらの宿は主に男一人旅で費用を抑えたい方におすすめです。


1. 民宿グリーンハウス(那覇)

民宿グリーンハウスは那覇の旭橋から西側へ歩いて10分ほどの距離にあります。

外観

ゆいレールの駅やバスターミナルがある旭橋に近いことから、旅行のアクセスがしやすい宿になります。なにがユニークなのかというと、1泊2000円ほどで個室に泊まれるその安さです。他にも今のご時世ではあまり見かけない、有料のエアコンやドライヤー、年季の入った施設そのものがディープで、まさに東南アジアの安宿に似た雰囲気があります。

客室

キッチン

有料のエアコン

宿内は蛍光灯があまりなく、その暗さも雰囲気があります。隣の敷地が公園になっており、外に出れば日当たりは良かったです。価格に関しては松山のカプセルホテルやドミトリーがほぼ同じ値段でよりきれいなのですが、ディープな宿を楽しみたい方におすすめです。どのように受付をすればいいのかわからず、間違えてオーナーが住まれている部屋に入ってしまったので、お気を付けください。

Location:〒900-0036 沖縄県那覇市西2丁目9−1


2. ゲストハウスこねくと(石垣島)

石垣島のメインのショッピングやレストランがあるユーグレナモールから徒歩5分ほどの位置にあります。こちらも一泊1800円と、石垣島内では最安の価格帯のゲストハウスになります。沖縄には、ゆんたくという宿泊者同士でわいわいおしゃべりをする文化があり、ゆんたくを目当てにゲストハウスに泊まる方が多くいます。石垣島のゲストハウスには長期滞在者が多くいますが、こちらの宿はとりわけ多くいました。値段設定の高いゲストハウスに泊まるとある程度客層は固定になってしまいますが、こちらの宿に泊まると色々な宿泊客とおしゃべりができます。もちろん、全員が”良い人”ではないので、注意が必要ですが、普段関わりのない人と繋がれるという意味で、ユニークな体験ができます。

ベッド

Link: https://guesthouseconnect.wixsite.com/connect
Location: 〒907-0022 沖縄県石垣市大川174−2


3. たましろ荘(波照間島)

波照間島にあるたましろ荘は常連のファンがたくさんいる民宿になります。

波照間島は石垣島からフェリーでいける日本最南端の有人島です。波照間島には宿泊施設が限られており、必ずどこかを予約していく必要があります。フェリーは日本で一番揺れると評判があり、欠航になる日も多くあります。天気の確認は必須で、波照間島から帰れなくならないように注意が必要です。

最南端の碑や星空観察、日本で一番美しいビーチのニシ浜など、観光地も多くありますが、基本的には、「何も無い」を楽しむ場所になります。そんな中でディープな宿に泊まれれば、ディープさを2倍楽しめるかと思います。

上記でご紹介した宿と比べてもレベルの高くインドや中東の安宿に匹敵するディープな宿でした。

外観

館内

食堂と山盛りの食事

客間

港から集落までは歩いて行ける距離なのですが、オーナーの玉城さんが港まで、車で迎えに来てくれます。玉城さんは話しやすく非常に良い人でしたが、まるで泥酔しているかのような、もしそうでなければ体調が非常に悪く心配でした。

送迎用のセレナ

もちろんこの宿においてもゆんたくが名物で、連休や土日に来ると常連のお客さんで、夜は騒がしくなるようです。残念ながら私が宿泊した際は宿泊客が私ひとりだったため、ゆんたくはありませんでした。

ゆんたくの間と麦茶の入れ物

玉城さんが好きな泡盛「残波」 波照間島以外では入手が困難

気軽に行けない場所であるからこそ、ディープな体験がより印象的になりました。玉城さんがお亡くなりになり、たましろ荘は残念ながら2023年に閉館になってしまったようです。

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